世界中銀が利上げへ転じる資源高インフレと日欧米金融政策の構図
ECBは預金金利を2.25%へ引き上げ、日銀も1%への追加利上げ観測が強まっています。ホルムズ海峡の混乱で原油が一時90ドル台に戻るなか、FRBと英中銀は景気悪化との板挟みです。資源高インフレが金融政策、円相場、企業収益に及ぼす経路と、投資家や日本企業が今週確認すべき主な政策指標と市場指標を読み解く。
ECBは預金金利を2.25%へ引き上げ、日銀も1%への追加利上げ観測が強まっています。ホルムズ海峡の混乱で原油が一時90ドル台に戻るなか、FRBと英中銀は景気悪化との板挟みです。資源高インフレが金融政策、円相場、企業収益に及ぼす経路と、投資家や日本企業が今週確認すべき主な政策指標と市場指標を読み解く。
金は2024年に中央銀行が1045トン買い越し、外貨準備シェアでも20%でユーロの16%を上回りました。その一方で価格はETF資金や米実質金利に敏感で、2025年1〜3月の金ETF流入は210億ドル、2026年3月には84トン流出。安全資産であり続ける条件と、ビットコインのように資金フロー主導へ傾く構造変化を解説。
中東発の原油高が1970年代型不況よりインフレと政策判断を揺らす構図の整理