信用金庫17庫赤字、金利上昇で問われる地域金融の持久力と再編
全国の信用金庫で最終赤字が17庫に増えた背景には、金利上昇で低利回り債券の売却損と含み損が膨らんだ構図があります。日銀の2025年度決算別冊は信金の当期純利益が2416億円、債券関係損益が4248億円の損失だったと示しました。貸出増だけでは補えない地域金融の収益力、預金獲得、資本支援の論点を読み解く。
全国の信用金庫で最終赤字が17庫に増えた背景には、金利上昇で低利回り債券の売却損と含み損が膨らんだ構図があります。日銀の2025年度決算別冊は信金の当期純利益が2416億円、債券関係損益が4248億円の損失だったと示しました。貸出増だけでは補えない地域金融の収益力、預金獲得、資本支援の論点を読み解く。
金融庁は地銀・信金の資本不足を予測段階で捉え、業務改善命令につなげる監督指針改正案を公表しました。最低所要自己資本比率、5年以内の収益悪化、預金流出、有価証券評価損を手掛かりに、再編圧力と自治体・地元企業が備えるべき地域金融網の課題を解説。店舗再配置や公金収納、災害時決済への影響も読み解く。